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探偵に転職するための事前知識、未経験でも興信所に就職できる?


今回は、探偵事務所に就職、または転職したい、と検討している方に、事前に知っておくべきことを解説していきます。


探偵に転職を考えている方注目!事前に知っておきたいこととは?


探偵、という響きはかっこよくて魅力的ですよね。

しかし、内実は泥臭かったり、過酷だったりする側面もあります。
ということで、ここでは、実際に就職・転職するまえに知っておいたほうがいい、探偵業のリアルを7つご紹介していきます。

1 勤務時間が不規則な仕事である

探偵事務所に就職したいなら、9時5時で働く、という夢は捨ててください。
探偵事務所で働くということはすなわち、勤務時間が不規則になる、ということです。


探偵は様々な調査を請け負います。その中のひとつに不倫調査があります。
不倫は9時5時で行う、という人は少数派でしょう。大抵は仕事帰りにコソコソ行い、朝まで不倫しているケースもあります。
そのため、深夜、早朝勤務は当たり前、徹夜になることも当たり前です。探偵として働くなら、そういった不規則な日常を送る覚悟をする必要があるのです。


2 固定の休みを取るのは難しい

土日休みなど、固定休があることは望めません。探偵事務所によっては、土日どちらか1日は休める、と決まっているところもあります。ですが、大抵は調査の日程によって休みがきまり、シフトになります。


シフトといっても、飲食店のシフトのように、1ヶ月きちんとシフトが出る、ということは稀です。
調査の動向によって、シフトは変わります。明日、やっぱりでてくれない? と急に言われることもあるのです。週休二日、土日は休みたい、という方は探偵には向いていないと言えるでしょう。休みがまったくないわけではありませんが、年間休日○日、とざっくり決まっていて、出勤日は臨機応変に決まる、という事務所が少なくありません。


3 カップルのイベント日は調査が多いので、なかなか休めない

クリスマスやバレンタインなどは浮気調査の書き入れ時です。つまり、探偵は休むことはできません。
イベントごとを楽しみたい、という考えを持っている人にとっては、探偵はきつい仕事になるでしょう。


4 取り扱うすべての情報に対して守秘義務がある

探偵の仕事はエキサイティングで、ゴシップや事件が好きな人にとっては興味深いものでしょう。
生々しい不倫の実情などを目の当たりにすることも多々あります。しかし、いくら興味深い話だからといって、その内容をペラペラ他人に話してはいけません。仕事の内容や調査対象者の個人情報は機密情報です。

万が一誰かに話していることがバレてしまったら、解雇されたり、賠償金を請求されたりするケースもあります。


探偵の仕事をしたいなら、仕事内容は家族にも話さない、くらいの決意が必要なのです。


5 年齢は幅広く採用しているが、歳を取りすぎると体力などの面から厳しい

これまで話してきた通り、探偵は早朝や深夜、泊り込みの仕事もあり、体力的にきつい仕事です。そのため、年齢は限定せずに募集しているところがほとんどですが、高齢者は雇われにくい傾向があります。
とはいえ、いろいろな世代の人がいた方が、調査がはかどりやすい、という側面もありますので、高齢の方であっても、応募してみるとよいでしょう。


6 探偵に特別の権限などはなく、法に背く調査はしてはならない

探偵は警察とは違い、特別の権限などはありません。家宅捜索令状を手に入れることも、逮捕することもできません。
法律の範囲内で調査を行う必要があるのです。違法な調査を行なっている事務所もありますが、そういった事務所に就職してしまったら、あなたも罪に問われる可能性が出てきます。
違法な調査を行っている探偵事務所には、就職しないでおきましょう。


とはいえ、入社前に、どの事務所が違法調査をおこなっているか、は判断が難しいですよね。

一つの目安として、探偵業の届け出を行い、探偵業届出番号をHP上などに提示しているか、が挙げられます。探偵業の届け出をしていないような、モグリの探偵事務所には近づかないようにしましょう。


7 尾行・張り込みに使用するため車の運転免許がほぼ必須

探偵事務所に就職するために必須の資格はありません。ですが、尾行を車で行うこともあるため、運転免許に関してはほぼ必須です。

運転免許を持っていない人は、入社試験を受ける前に取得しておくことが望ましいでしょう。

まとめ

探偵という職業の実情について簡単にご紹介しました。
あなたがイメージする探偵と実際の探偵とでは、もしかしたら大きなギャップがあったかもしれません。

リアルな探偵の実情を知った上でなお、探偵の仕事に就きたいと思うのであれば、ここでご紹介した事を胸に留めて就職・転職活動に励んでください。

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