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子供向け防犯ブザーの選び方 どんな機能が必要?

世の中には、子供を誘拐したり、性的ターゲットにしたり、暴行したり、見たくもないものを見せつけたり、といった犯罪行為をおこなう人間が存在しています。

子供を持つ親としては、そういった人間がいることを想像したくもありませんよね。

しかし、実際には存在しているので、加害者がいると想定したうえで、子供の安全を守るための対策を立てておく必要があります。子供を守るためのひとつの防御方法が、防犯ブザーを持たせる、ということです。これは非常に簡単にできる防犯対策のひとつですから、まだお子さんに防犯ブザーを持たせていない方は、まずは防犯ブザーを購入していただきたいと思います。
ただ、防犯ブザーといっても多種多様ですから、どれを購入したらいいのかわからない、という方もたくさんいらっしゃるでしょう。

今回はそういった方のために、子供用防犯ブザーの選び方を簡単に解説していきます。
子供のためにできる防犯対策が知りたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。


1 音の鳴らし方で選ぶ

防犯ブザーには様々な音の鳴らし方のものがあります。

子供向け防犯ブザーの鳴らし方の種類とは?

子供向け防犯ブザーの鳴らし方の種類は大きくわけて3つあります。
ひとつはピン・紐引き抜き式(完全に抜いてしまうもの)、ふたつめは、ピン・紐引き抜き式(完全に抜いてしまわないもの)、みっつめは、ボタン式(押している間だけ音が出る)です。

結局、どの防犯ブザーが子供にとってはいいの?

結論から申し上げると、ピン・紐引き抜き式(完全に抜いてしまわないもの)がおすすめです。

ピンを完全に抜いてしまうものは、ピンを紛失すると音を止められないという問題があり、ボタン式のものは、押し続けるのは現実的ではありません。ボタン式のものの防犯ブザーを押したけれど、加害者にアタックされて音が止められてしまった、という事態にもなりかねませんから、押している間だけ音が出る防犯ブザーはおすすめできません。

子供に持たせるにはピン・紐引き抜き方式の防犯ブザーを選びましょう。


2 付加機能で選ぶ

近年の防犯ブザーには、様々な付加機能がついています。


1 必ず防水機能が付いているものを選ぶ

水に濡れて使用できなくなってしまったら困りますよね。子供というのは、水遊びを含む様々な遊びをするものです。いざというときに機能しないというリスクを避けるためにも、防水機能のついている防犯ブザーを選ぶのが望ましいでしょう。


2 GPS機能がついているものも数は少ないが存在する

GPS機能がついているものも数は少ないですが存在しています。GPS機能が欲しい方はそれを選びましょう。GPS機能を活用すれば、万が一子供が誘拐されたとしても、すぐに場所を割り出すことができます。
ただし、子供用携帯など、すでにGPS機能のある製品を子供に持たせている場合には、わざわざGPS機能つきの防犯ブザーを選ぶ必要はありません。


3 子供が気にいるデザインのものが選べればなお良い

防犯ブザーは大人が購入しますよね。しかし、どうせなら子供と一緒に買いに行って、子供の気に入ったものを購入しましょう。子供が自分好みのデザインのものを選べば、防犯ブザーにも愛着がわいて、日々持ち歩こうというモチベーションも上がるはずです。
逆に、子供からみてダサいと感じる防犯ブザーを与えてしまっては、持ち歩いてもらえない可能性もでてきます。防犯ブザーの購入に自分も関わっているのだ、という自覚を促すためにも、子供の意見も尊重しましょう。


防犯ブザーを購入したら、一度鳴らす練習をしておこう!

防犯ブザーの所持は、もっとも簡単にできる防犯対策です。日本は平和な国ですが、子供に対する犯罪は、ゼロではありません。
また、悲しい事実ですが、性犯罪も行われています。


小さいときに性犯罪被害に巻き込まれてしまい、その当時は何がおきたのかわからなくてそのままになっていて、大人になったあとに、あれは性犯罪だったのだ、と気がついて怒りがこみ上げてきたとしても、もうそのときには時効が成立していて、犯人を捕らえられない、という悔しい思いをしている人もいます。


子供は身体的にも知識的にも、弱い存在であり、犯罪に巻き込まれやすい存在ですから、大人が守ってあげる必要があるのは明白な事実です。ただし、四六時中一緒にいることはできません。離れているときにも守るための一つの手段が防犯ブザーなのです。


子供がいざとなったときに防犯ブザーをすぐ鳴らせるように、防犯ブザーを購入したら、一度鳴らす練習をしておきましょう。
また、防犯ブザーは、ランドセルの横など、目立つ場所にぶら下げておきましょう。
防犯ブザーを守っていると加害者に知らしめることで、犯罪被害を防止する効果も期待できます。


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