人探しをしたいと思ったとき、昔であれば警察や探偵などに依頼をすることがほとんどでした。
しかし現代では、インターネットを使った様々な方法で人探しができるようになりました。
なので、それぞれの事情があって人探しをしたいとなったときは、まずはインターネットで調べてみると、色々な情報が見つけられるかもしれません。
この記事では、インターネットを使った人探しの方法について解説していきます。
インターネットを使った人探しには、様々な方法があります。
一言でインターネットといっても、世の中には非常に数多くのあらゆるサイトやサービスがあります。
この中でも、誰でも比較的簡単に人探しがしやすい方法をいくつかご紹介していきます。
こちらは、本人がSNSやネット・ソーシャルゲーム等を利用していることが分かっている場合にできる方法です。
本人と直接連絡が取り合えたら一番ですが、そうはいかない場合は、本人のアカウントをフォローしている人に総当りで連絡を取ってみましょう。
仮に本人が今は利用していないアカウントだとしても、本人との関わりが深い人であれば、現在の情報を持っている可能性が高いからです。
このとき、理想はフォローとフォロワーの両方にコンタクトを取るべきですが、優先するべきは本人のフォロワーです。
なぜなら、人探しをしている本人のことをフォローしているということは、少なからず本人に対して関心があるということで、その分本人に関する情報を持っている可能性もあがります。
逆に、人探しをしている本人がフォローしているだけの人は、本人が一方的に関心を寄せている可能性が高いので、優先順位は下がるのです。
本人がSNSをしている場合、本人が投稿した内容にアクションをしている人を確認してみましょう。
基本的には、アクションがあるのはフォロワーとなりますが、フォロワーの中でも特に関わりがある人を絞り込むことができます。
なので、人探しの本人の投稿内容とともに、優先的にリアクションをしている人にコンタクトを取ってみるとよいでしょう。
SNSやネット・ソーシャルゲーム等で、人探しをしている本人の名前やメールアドレス、ニックネームなどで検索する方法です。
現代では、FacebookやTwitter、Instagramなどを利用している人が多くの割合でいるので、様々なネット上のサービスで検索してみましょう。
本人のアカウントや、それに近い人のアカウントが見つかれば、人探しが成功する確率はぐっと高くなります。
名前などは、漢字をひらがなに変えるなど、できるだけ色々なパターンで検索することもインターネットを使った人探しには重要なことです。
人探しに特化したサイトを利用することも、人探しに有効な手段のひとつです。
インターネット上には、検索することでいくつか人探し用に作られているサイトがヒットします。
そのサイトの掲示板などに、人探しをしている本人の名前や特徴、探している理由などを書き込みます。
そうすることで、本人のことを知っている人がその投稿を見たら、情報を提供してくれるというものになっています。
サイトや人によっては、有力な情報を提供してくれた場合に謝礼を用意するということもあります。
投稿をしたとしても、インターネットで人探しをしている人はたくさん居ますので、時間が経つにつれて自分の投稿が埋もれていってしまいます。
そのため、少しでも人に見てもらうためには定期的に投稿し続ける必要があります。
偶然探している人の事を知っている人が、人探しサイトを閲覧しているという確率はそう高くないので、他の手段を続けながら、並行して根気よく気長に続けることが重要です。
検索エンジンとは、普段インターネットで検索する際に利用している検索サイトのことをいいます。
わかりやすい例を挙げると、GoogleやYahoo! Japanなどが検索エンジンにあたります。
それぞれの検索エンジンで、探している人の本名やニックネーム、仕事や趣味などの情報を入力して検索してみましょう。そのため、できるだけ多くの検索ワードで、できるだけ多くの検索エンジンを活用するとよいでしょう。
自分だけでインターネットを使って人探しをするのに限界を感じたら、次はNPO法人などに依頼をすることも一つの手段です。
この方法なら、インターネットを活用して人探しの情報を拡散してもらうことで、他馬力で捜査を行うことができます。
NPO法人によって対応や金額が大きく異なるので、各NPO法人に相談する際によく確認しておくとよいでしょう。
インターネットが広く普及したことで、人探しがしやすくなったことは間違いありませんが、それにはいくつかの注意点もあります。
これらの注意点を知らずに行ってしまうことで、後に大きなトラブルを生むこともありますので、下記の要点をしっかりと確認しておくとよいでしょう。
掲示板への投稿など人探しの方法によっては、探している人の個人情報が不特定多数の人に拡散してしまうというリスクがあります。
さらに、人探しをしていた情報の完全な削除は難しいので、できる限り削除をしてもいくらかの情報は残ってしまう可能性が高いです。
人探しをしたいという気持ちがあったとしても、無断で相手の個人情報をさらすことになってしまう可能性があるということは知っておきましょう。
インターネットの掲示板などは、匿名で記入が可能です。
そのため、いたずらや謝礼金を目的として虚偽の情報を書き込まれる可能性もあります。
返信をくれた相手には感謝すべきですが、提供されたすべての情報が正しいとは思いこまないようにしましょう。
場合によっては、上手く情報を拡散させることができずに、人探し調査の役に立たないこともあります。
というのも、インターネットは情報の海ともいわれるほど広大で、その情報量は日々恐ろしく膨大になっています。
そんな中で、素人が発信する情報が上手く拡散されるということは、そう簡単に起こることではありません。
そのため、過度な期待はせず、根気よく続けていくことが大切です。
その上で、自分で探すのが難しければNPO法人などに依頼をしたり、本格的にお金をかけて人探しのプロである探偵に依頼したりするなど、常に新たな可能性がある方法を模索していきましょう。