#盗難

自転車の盗難を防止する方法、意外に使える盗難対策グッズとは?

世の中で起こる犯罪の大半を占めるのが、盗難です。

その中でも、自転車の盗難被害がもっとも多く、そして身近な犯罪であると言えるでしょう。

「敷地内に置いていたのにない」
「鍵をかけていたのに盗まれた」

など、注意していても被害に遭うこともあるようです。

なかには「何十万もする高級ロードバイクが盗難にあった!」と悲しみにくれる人も多いようです。

その中でも、自転車の盗難被害がもっとも多く、そして身近な犯罪であると言えるでしょう。
このような背景から、自転車の盗難被害を防ぐことができる盗難対策グッズが数多く売られています。

そこでこの記事では、自転車の盗難対策で役立つ、自転車用の盗難対策グッズを紹介していきます。
また、今回は、数ある盗難対策グッズの中から、GPS製品以外のものに絞って紹介いたします。


自転車の盗難被害について

自転車の盗難は、年々減少傾向にあるものの、未だ盗難被害の中でも群を抜いて多いというのが現状です。
そして近年では、自転車の人気が上昇傾向にあり、スポーツ自転車と呼ばれるクロスバイクやロードバイクなど、高価な自転車を使用する人が増えています。


それに伴い、自転車の盗難による被害額が大きくなっていることが問題視されています。
転売時の単価が高く、軽くて持ち運びがしやすいことからも、盗難被害の対象になりやすいと言えます。


自転車の盗難被害対策について

自転車盗難には、様々な方法があります。

これから紹介する盗難対策は、一つだけでも効果はありますが、より盗難を防ぐために出来るだけ多く取り入れておくことを推奨します。

防犯登録

防犯登録は、自転車を購入するにあたって法律で定められた手続きです。
自転車の入手方法によって登録に必要な手順が異なりますが、この手続きをしておくことで、自転車の盗難防止に非常に役立ちます。


防犯登録がされていない自転車は、盗難後も発覚される可能性が少なくなるので、優先的に狙われることになります。


しかし、防犯登録がされている自転車は狙うことをためらうことも多いので防犯になりますし、盗難後の対策にもなります。
以上のことから、自転車の盗難対策として防犯登録は必須と考えておきましょう。


室内持ち込み


室内のスペースに余裕がある場合は、自転車を室内で保管するというのも防犯対策としては有効です。

多少の手間やスペースは必要となってしまいますが、その分庭などに保管するよりも自分の目が届きやすいことや、侵入が難しくなるため、盗難に遭いにくくなります。

複数ロック

自転車を複数ロックすることは、自転車盗難のデータからも効果があることは明らかです。

当然ですが、狙われる優先順位としては、ロックなし>一つだけロック>複数ロックとなります。

地球ロック


地球ロックとは、例えば地面に差し込まれた柱など、人力では動かすことができないものと自転車をくくりつけるロックの方法です。
複数ロックは効果的ですが、車両などを使った大胆な盗難も頻繁に行われていますので、この場合はいくつロックをかけていてもそのまま持ち運ばれてしまいます。
地球ロックの癖をつけておけば、丸ごと自転車を盗もうと思ったら、鍵を開けるか壊すしか犯人には選択肢がありません。
可能であれば、複数ロックと地球ロックの両方をしておくと、より安心できます。


ロックできない小物は外す

小物がついていることで、ロックの妨げになってしまう場合は、外した方がよいでしょう。
あるいは、小物が妨げにならないようなタイプのものを探すなど、いずれにしろロックはしっかりとできるようにしておくことが最優先です。


自転車用防犯グッズの紹介

この項目では、自転車の盗難対策に使えるグッズを、いくつか紹介していきます。


Foloda LEDライト付き自転車ロック

4桁のダイヤルロックと、非常に頑丈なケーブルによって自転車を守ることができる製品です。
また、夜間はダイヤルが見えづらくなってしまいますが、この製品はLEDライトがついているため、非常に便利で使いやすいのが特徴です。


また、巻きワイヤータイプのため、伸ばしても使えますし、それ以外ではコンパクトにしておけるためかさばらないのもメリットとして挙げられます。

値段も1,000円ほどで購入が可能なので、手に入りやすいのもおすすめのポイントです。


kuhaku(クウハク) ミカン180


こちらの製品は、180cmの硬化スチールチェーンです。
硬度が高いため、小型のワイヤーカッターなどでは切断が難しくなっています。

また、この1本で前後のホイール、サドル、ペダル、ボトルケージをまとめてロックすることが可能なので、パーツ単位での盗難にも対策することができます。

かさばらないので、折りたためばポケットにも入ってしまうという点も非常におすすめです。
こちらの製品は、2,000円前後で購入が可能です。


BKLN アラーム ロック

大音量のアラームが付いているタイプのロックです。
衝撃や振動を感知すると、110dBの大音量で犯人を威嚇することができるため、防犯に関しては非常に優秀です。


自転車に取り付ける場合は、別途で用意する必要がありますが、自分の好みのチェーンと組み合わせて使用することができます。


生活防水仕様なので、壊れにくいのもメリットの一つとして挙げられます。
こちらの製品は、2,000円前後で購入が可能です。


LOCK.COM サドルロック

3桁のダイヤルをセットすることで簡単にロックがかけられます。
非常にコンパクトで持ち運びがしやすいので、サドルを守るだけでなく、様々なシーンで気軽に扱うことができます。


また、コンパクトながら伸ばすと最大90cmの長さになるので、使いやすいのが特徴です。
こちらの製品は、1,000円ほどで購入が可能です。


各社の自転車盗難保険


車と同じように、自転車にも様々な保険サービスがあります。
その中に、自転車盗難保険がありますので、こちらを契約しておくことで、いざという時に補償を受けることができます。
費用はかかってしまいますが、保険をかけずに万が一盗難に遭って見つからなかった場合は、泣き寝入りするしかありません。


そう思えば、高くはない費用とも考えられます。
また、自宅で盗難された場合は、火災保険が利用できることもあるので、こちらも適応しているのかを事前に確認しておくとよいでしょう。


GPSを利用したグッズ

盗まれた自転車を追跡したい、位置を特定したいとき、GPSの機能が付いたグッズがおすすめです。
GPSを利用した盗難対策のグッズについては下記のページで詳しく紹介しているので、ご確認ください。


油断は禁物!愛車から目を離さないのが基本!

今回は手軽にできる盗難対策、手軽に購入できる防犯グッズを解説しました。
ただし、どんなにロックをかけ、防犯対策をしても、自転車が盗難に遭う可能性はなくなりません。

頼りすぎて長時間放置してしまうと、やはり盗難リスクは無くなりません。
難しいことですが、基本は自転車から目を離さないことが一番の防犯でしょう。


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