毎日の生活の中で探偵と関わることってほとんどありませんよね。
どんな人が探偵をやっているのかな?とか、探偵に向いている性格とかあるのかな?なんて、気になる人もいるのではないでしょうか。
また、探偵になりたいと思っている方は、自分が探偵に向いているのかを知りたいと思います。
探偵は特殊な仕事なので、向き不向きがはっきりしていると言われています。
いったい、探偵に向いている人ってどんな人なのでしょう。探偵業務と併せてご紹介します!
探偵の素質がある人、探偵向きの人は次のような能力を持っています。
探偵業務を行う場合、さまざまな調査現場に出向くことになります。
そのときに、ちょっとした変化に気づくことのできる観察力の高さが必要です。
張り込みをするときや、対象者を尾行する際、その観察力の鋭さが要求されます。
ささいな変化に気づける能力がないと、重要な現場を見逃してしまったりするので、探偵に必要な能力なのです。
探偵に向いている人とは目立たない人です。
探偵は業務上、尾行や張り込みを行うことが多いため、特徴がない人の方が向いています。
たとえば、身長が高すぎ低すぎ、体型が痩せすぎ太すぎなどの見た目に特徴がある方などは印象に残りやすいので、あまり向いていないかもしれません。
その他大勢のような、どこにでもいる見た目なのがコンプレックス…という方は探偵向きです。
探偵業務は非常にハードな仕事で、冬の寒い日も夏の暑い日も長時間張り込んだり、尾行したりしなければなりません。
もし、張り込みや尾行の最中に対象者に見つかったり見逃したりすれば、調査が失敗するリスクがあります。
そのため、業務を行う上で高い集中力があるかどうかは非常に重要です。
探偵が業務を行うのに文章力とは無縁かと思われるでしょうが、意外とそうでもありません。
探偵は調査の結果を報告書にする必要があるため、行動内容を明確に文章に出来る人は向いています。
依頼者が調査結果について理解しやすいように、文章にまとめて報告書にする技術はかなり重要です。
いくら調査がうまくいっても、報告書の記述が曖昧だったり低レベルなものだと、信用を落としてしまいかねないからです。
探偵はハードワークです。長時間の待機や、尾行などは体力勝負であると言えます。
場合によっては、重い調査機材を運んだり、早朝から深夜まで業務を遂行することもあり、探偵は体力がないと務まりません。
また、筋力に自信があればなお良いでしょう。
探偵は業務を行う際にバイクや車の運転をすることが多いです。
もちろん、徒歩で対象者を尾行したりすることも多いですが、運転スキルが高いとスムーズに調査が進みます。
普通の運転とは違うので、運転スキルがないと思わぬ事故に巻き込まれる可能性があります。
探偵に向いている人とは、コミュニケーション能力が高い人です。
探偵は業務を行う中でさまざまな人と接します。
依頼者の相談を受けたり、聞き込みで情報を集めたり、探偵同士でチームとなって調査をすることも多いです。
もし、調査中に対象者などに怪しい人物だと疑われそうな場面でも、コミュニケーション能力が高ければうまく切り抜けることもできるはずです。
物事に動じずに、勇気を持って調査を行う度胸が、探偵には必要な要素です。
探偵をしていると、人探し調査などのときに見知らぬ人に声をかけるような、度胸が試される時があります。
そんな時に恥ずかしがってしまったり、不審者と思われたらどうしよう…などと怖気づいてしまう人がいます。
同じ場面であれば、聞き込みができる人のほうが、もちろん探偵に向いています。
探偵が必要とされる能力にフットワークが軽いというのがあります。
たとえば、急に遠方に行かねばならない時や、早朝から調査に出向かなくてはならない時でも対応できなければなりません。
探偵だけに限らず、どのような仕事であってもフットワークが軽い人は重宝がられます。
どんな仕事であっても、依頼するときにフットワーク軽やかにすぐに対応してくれる人がいれば、その人にお願いしたくなりますよね。
探偵に向いている人とはどんな人なのか、探偵が実際に行っている業務と併せてご紹介しました。
自分が探偵の仕事に向いているか、探偵になるには何が必要なのか、チェックできたでしょうか?
探偵の仕事内容はあまり知られていませんが、実は非常にスキルが必要とされる仕事です。
そのため、向いている人でないと仕事を続けるのは難しいかもしれません。
もし、探偵になりたいと思う方にアドバイスですが、文章力や体力についてはあとから鍛えたり身につけることもできます。
虚弱体質で自信がないという方は、他の能力が発揮できる調査員ではなく事務員やカウンセラーなど、探偵事務所のなかで必要なことができる人を目指すのもいいですね。自分にはないところがあっても、ポジティブにとらえましょう。