探偵調査の解約で起きるトラブルとは?トラブルの事例と回避方法
探偵事務所に調査を依頼するときって、パートナーの浮気が発覚したり、自分の大切な人が行方不明になってしまったり、といった非常事態ですよね。
非常事態に対応すべく、藁をもすがる思いで探偵事務所の扉を叩いた、という方は多いでしょう。
探偵事務所の力を借りて、トラブルを解決したい、と意気込んでいたのに、探偵事務所に依頼したがゆえにトラブルが拡大してしまうケースもあります。
そんなことになってしまったら、ますますストレスが増えてしまいますよね。
今回は、探偵とのトラブルで特に多い、解約に関するトラブルを回避するための方法をご紹介していきます。
探偵に調査依頼を検討している方は、本記事で予習をして、トラブルを回避しましょう。
探偵の解約トラブルの事例
まずは、探偵との解約トラブルにはどういった事例があるのか確認しておきましょう。
事例1 高額な解約料を請求された
よくあるのは、解約したい、と申し出たら、高額な解約料を請求された、というケースです。
解約金についてきちんと契約書に明記されていない場合、こういったトラブルが起こりがちです。
事例2 調査前に解約を申し出たが、解約料を請求された
調査を開始する前に解約を申し入れたのに解約料を要求されてしまった、というケースもあります。
調査を実際に開始していないのだからお金はかからないはず、と主張する依頼者と、すでに契約しているのだから解約料を払え、という探偵事務所側の言い分が食い違い、裁判沙汰になることすらあります。
事例3 「解約はできない」と断られた
悪質な探偵事務所の場合、すでに契約しているのだから解約はできない、規定の依頼料金を全額払え、と要求してくるところもあります。
解約ができる、できない、といった基本的なことが契約書に記載されているかどうかは、探偵事務所選びをする際にとても重要なポイントになります。
解約にまつわるトラブルの回避方法とは?
次に、解約にまつわるトラブルを回避する方法について確認しておきましょう。
契約書に解約に関する事項があるか確認する
まずは、契約書を確認しましょう。契約書に解約に関する事項があることを確認してください。
解約に関する明記がない探偵事務所の場合、のちのちに解約の話が出たらもめる、もしくは解約させる気がない、ということが考えられます。
解約についての明記がない契約書になっている探偵事務所とは契約を結ぶことは、あまりおすすめできません。
契約書の解約にまつわる事項を契約前によく確認しておく
解約にまつわる事項が記載されている契約書の場合は、解約にまつわる事項をきちんとチェックし、理不尽なところがないかを確認しましょう。
調査前であってもキャンセルはできない、など解約に関する規定が厳しすぎる探偵事務所は選ばない方がよいでしょう。
疑問点はすべて質問する
契約の内容、調査内容の内容、料金発生のタイミング、何をもって成功とするのか、解約金はどのタイミングでいくらかかるのか、などを不明確にしてしまうのはNGです。
のちのちトラブルになる可能性がありますから、疑問点は全てクリアにしておきましょう。
疑問点について質問しているのに、丁寧に説明しようとしない探偵事務所は避けた方が無難です。
丁寧にわかるまで説明してくれる探偵事務所を選びましょう。
調査の段階によって解約料が変わる場合、条件を確認する
調査の段階によって解約料が変わること自体は、探偵事務所がかける経費のことを考えれば自然なことです。
変更の条件をしっかり確認しておくようにしましょう。
解約できないという記載がないか確認する
解約できない、という記載がないか確認しましょう。
探偵へ支払う調査料金は通常、数十万円ほどかかります。高額です。
それを解約できないとする探偵事務所は良心的とは言い難いです。
解約できない、と書いている探偵事務所と契約すべきか、じっくり考える必要があるでしょう。
依頼者目線に立った契約を提示してくれる探偵事務所も存在します。複数の探偵事務所の契約書をチェックして、比較検討してから、探偵事務所を選びましょう。
解約料が高すぎないか確認する
解約料が高すぎないか、確認しましょう。
複数の探偵事務所を回って、通常支払う費用に加えて、解約料の確認も行っておきます。
そうすることで、どの探偵事務所が良心的な条件を提示しているのかがわかります。
安ければいいということではありませんが、あまりにも相場からかけはなれた金額を提示してくる探偵事務所は、避けた方が無難でしょう。
まとめ
今回は、よくある解約トラブルと、解約トラブルを回避するための方法をご紹介しました。
解約トラブル発生を防ぐためには、探偵事務所の比較検討および契約書のチェックが非常に大切です。
吟味して、良心的な探偵事務所を選びましょう。
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