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探偵に調査を依頼する時の流れ|探偵選びの重要ポイントを解説

探偵に調査を依頼しようと思っても、どういう流れで調査依頼まで辿りつくのかわからない、と不安を感じている方は多いでしょう。
事前に流れが理解できていたら、安心して依頼できますよね。

ということで今回は、探偵に調査を依頼するまでの流れを簡単に解説していきます。


調査依頼までの流れとは?

ここでは、探偵に調査を依頼するまでの流れを簡単に解説していきます。

1. 依頼先の探偵事務所を探す

探偵の知り合いがいる方は、その方に依頼したり、口コミで紹介してもらったり、と言った方法もあります。
しかし、ほとんどの方は探偵にツテはないでしょう。


ここでは、探偵事務所をどうやって見つければいいかわからない、と考えている方向けに解説していきます。


まずは、インターネットを活用して、めぼしい探偵事務所をピックアップしましょう。
ポイントは、依頼内容を専門としている探偵事務所を選ぶ、ということです。


浮気調査なら浮気調査依頼の実績が多い探偵事務所を選びましょう。

また、これまで法律違反をしていない探偵事務所を選ぶことをおすすめします。

探偵事務所の仕事は、探偵業法という法律によって規定されています。
その法律を犯した場合、営業停止、廃止といった行政処分を受けることがあります。


探偵事務所の名前と、行政処分、という言葉でインターネットで検索してみましょう。

過去に行政処分を受けた事務所は、過去になんらかの法律違反を行なったということですから、できればそういった探偵事務所に依頼するのは避けた方がいいでしょう。

このような作業でめぼしい探偵事務所を数件にしぼりこめたら、疑問点などを電話やメール、LINEなどを使って確認してみましょう。


2. 相談を予約する

次に、電話やメールで直接相談する日時を予約しましょう。近年の探偵事務所はLINEで相談を受け付けているところもあります。


探偵事務所には複数回出向かなければならない可能性もありますから、できれば自宅からアクセスのいい探偵事務所を選ぶのが良いでしょう。


3. 複数社に相談する

決して一社で即断せずに、複数社に相談しましょう。


なぜなら、探偵事務所の対応や、料金体系などは、事務所によってまったく違うからです。
探偵事務所の調査員の質や機材の質なども探偵事務所によって異なります。

実際に出向いて、どの探偵事務所が一番しっかり仕事をして、成果を出してくれそうか、価格は適正か、を見極める必要があります。
そのために、複数社から見積もりを出してもらいましょう。

また、契約書の雛形も見せてもらいましょう。


探偵業者がどのような事項を契約書に記載しないといけないかは、先述の探偵業法でも決まっています。
契約書がしっかりそれらの項目を網羅しているか、はとても大切です。

追加で料金が発生するタイミングや、キャンセル料についての契約がいいかげんだったために、のちのち探偵事務所と料金トラブルを起こしてしまう可能性もあるのです。
契約書の雛形を確認し、キャンセル料や料金発生のポイントがしっかり明記されているか、を確認しましょう。

さらに、しっかりした探偵事務所を選びたいなら、調査報告書のサンプルを確認させてもらう、というのも一案です。
調査報告書とは、たとえば浮気調査であれば、何日の何時に調査員何名でどのように調査をしたのか、写真などとともに記載されている報告書のことです。

この報告書は浮気調査の場合、法廷に提出され、証拠として扱われることもあるものです。
ですから、しっかりした報告書を出してくれる事務所なのかどうかは事前に確認しておいた方がいいでしょう。

最終的にこれが全てを決めることもありますが、探偵との相性も大切です。一度依頼したら、何度か連絡を取る必要があります。
プライベートなことを共有する相手でもありますから、この人なら信頼できそうだ、という直感も大切にしましょう。


4. 見積もりや資料をもとに契約を締結

見積もりや調査報告書などを比較検討し、ひとつの事務所に決めたら、いよいよ契約書を締結します。
いうまでもないことですが、契約書は隅々まで確認しましょう。


離婚などをする予定で、不倫の証拠がほしいから探偵事務所に依頼したい、と考えている方は、弁護士にも探偵事務所に依頼した方がいいかどうかを事前に確認してから契約を締結するのがよいでしょう。


まとめ

契約を締結したら、いよいよ調査開始です。
探偵は、調査の過程を調査報告書で教えてくれます。

探偵に調査を依頼したときのいいところは、探偵が調査をしている間、依頼者は別のことができることです。
当たり前のことではありますが、例えば浮気調査なら、その間に離婚調停や裁判の準備を進める、なんてことも考えられます。


探偵事務所も目的を達成するためのチームの一員、と考えて、有効に使うことができれば良いですね。

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