近年、スマホの録音アプリの性能が急激に成長しています。
以前は、録音をしたいときには録音機器を購入する必要がありましたが、現代ではスマホの録音アプリでも十分に質の高い録音をすることができるようになりました。
それにともない、様々な録音アプリがリリースされているので、どれを使うのがよいのか分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、複数あるスマホの録音アプリの中から、おすすめのものをいくつかピックアップしてご紹介していきます。
おすすめのスマホの録音アプリを紹介する前に、まずはどんなときに録音アプリが使われているのかを確認しておきましょう。
このように、日常の様々なシーンで録音アプリが求められますが、用途によって選ぶべき録音アプリが異なります。
会議や講義、通話などの内容が長時間におよぶ場合は、長時間の録音に対応できるアプリがよいでしょうし、音楽や英会話など、音質にこだわりたい場合は音質に特化したアプリがよいでしょう。
そのようなことを踏まえて、自分がどんな用途でスマホの録音アプリを扱いたいのかを事前にはっきりさせておくと、より自分に合ったものを見つけやすくなります。
それでは、スマホで扱えるおすすめの録音アプリを順に紹介していきます。
「ディクタフォン - 音声レコーダー&ボイスメモ」は、iPhoneやAndroidに対応した無料で扱える高性能で多機能な録音スマホアプリです。
こちらのアプリは、会議やレクチャー、インタビューなどハンズフリーで録音する場合におすすめの録音スマホアプリです。
録音時間が無制限なので長時間の会議でも問題ありませんし、他にもバックグランド再生や端末がスリープモードでも録音や再生が可能など、数多くの優秀な機能を備えています。
こちらのアプリは、基本無料で利用可能ですが、初回のみ購入でいくつかの拡張機能を扱うこともできます。
拡張機能の内容は、オーディオメモの共有や再生スピードの可変、録音の編集、広告なしなど様々なので、自分に合ったアプリのカスタマイズをすることができます。
「ボイスレコーダー - 録音アプリ」は、iPhoneで扱える無料の録音スマホアプリです。
使いやすさに定評があり、機能性も十分に備わった録音スマホアプリで、音質もよく数多くの言語にも対応しています。
長時間の録音はできませんが、比較的短時間の録音が目的で、気軽に編集をしたり共有したりしたい場合におすすめできる録音スマホアプリです。
複数のオーディオ形式が選べることや、録音再生時に5秒ごとのスキップやバックができることなど、使い勝手がいいことが魅力です。
このアプリも、初回のみ課金をすることでそれぞれの機能を拡張して使えるようになります。
広告の削除以外にも、録音時間の延長なども可能となりますので、さらに欠点の少ないアプリとして扱えるようにもなります。
「Cherinbo ACR」は、自動で電話録音が可能なAndroid対応の録音スマホアプリです。
Cherinbo ACRの大きな特徴として、発信電話でも着信電話でも、自動で録音してくれるという点があげられます。
これにより、急な電話に対してもしっかりと録音しておくことが可能なので、大事な内容を聞き漏らす心配がなくなります。
この録音アプリは、スマホ内に録音されるためスマホの容量に依存しますが、有料版を購入することでDropboxやGoogleドライブなどのクラウドサービスと連携できます。
録音アプリの使用頻度が多く、容量が心配であれば有料版も検討してみるとよいでしょう。
「Speechy Lite」は、iPhone対応の音声認識スマホアプリです。
人の声を認識して、素早くテキストに変換してくれるというもので、録音アプリというよりは、録音した音声をテキストに変換して保存できるアプリになります。
他にも、翻訳機能がついていて、88種類の言語に対応していることもこのスマホアプリの特徴の一つです。
他にも音声認識アプリはありますが、それらの中でもこのSpeechy Liteは特に正確だと評価している人も多いです。
このアプリも、課金をすることで機能を拡張することができるようになっています。
拡張できる内容は、音声認識の時間制限の解除や文言の「ひらがな」「カタカナ」への自動変換機能が追加で利用できます。
他にも、翻訳機能は無料版だと利用に回数制限がありますが、拡張することで制限なく使い続けることができます。
「VONO」は、講義録音や授業のメモをとることに特化した、無料で扱えるiPhone対応の録音スマホアプリです。
長時間の録音に対応していることや、再生時のスキップ、バック機能など、便利な機能も備わっています。
録音中に一時停止や録音再開ができる、また録音データに画像の添付ができます。
メモを入力し、あとで必要なところだけ聞くのに便利なタグ付け機能は、学生には嬉しい機能です。
また、ファイル機能があるため保存した録音データをアプリ内で整理しやすいこともおすすめできるポイントです。