どこからが浮気なのかは人によって意見が異なります。
今回は、既婚者が考える浮気のボーダーラインにはどういったものがあるのかを簡単に解説していきます。
浮気のボーダーラインは無数に考えられます。今回は代表的な7つのボーダーラインをご紹介していきます。
配偶者以外の人を好きになった時点で、それは浮気だ、と考える人もいます。
心の浮気が問題だ、ということです。
こういった考えを持っている人の中には、肉体関係があったかどうかは重視しない、という人もいます。
たとえば、セックスをしたけれど気持ちが入っていなかったので浮気じゃない、手もつないでないけれど気持ちが入ってしまったからその時点で浮気だ、などの意見を持つ人もいます。
手を繋いだ時点で浮気だ、と考える人もいます。
手を繋ぐということは親密さの証であり、キス、セックスへの布石だと感じる人が多いようです。
手を繋ぐだけで終わればいいけれど、それ以上の関係に発展する可能性がある、という見込みから、手を繋ぐのは浮気だ!と考える人も多いようです。
厳しく浮気のボーダーラインを設定している人の中には、他の異性と二人きりで会っている時点で浮気だ、と考えている人もいます。
他の異性と二人きりで会う、といっても仕事で会うときはさすがにカウントしないでしょうから、プライベートでふたりきりで会うとき、と考えてよいでしょう。
つまり、男女間に友情は成立しないと考えているということです。
男女間に友情は成立しない派の人は、成立する派の人に比べて、浮気のボーダーラインが厳しめに設定されているようです。
抱きしめる行為は、浮気だ、と考える人が多いようです。いくら仲の良い関係でも、日本人はそれだけの理由ではなかなかハグをしません。
諸外国に比べて、抱きしめるという行為はとても大きな意味を持ちます。性的意味を含意せずに抱きしめる場合も当然あるでしょうが、性的な意味を含んでいる可能性がかなり高いことから、抱きしめあっているシーンを見た場合は、浮気だ、と判断されがちです。
キスフレ、という言葉があります。キスフレとは、キスをするだけの関係の友達、ということです。
キスフレはキス以上はしない、とされています。しかし、本当にキスだけなの?
それ以上にも発展するんじゃないの? と考えている人は多いようです。
そのため、キスをしたら、絶対に浮気だ、と考えている人は相当数に上ります。
キスくらいは浮気にならない、と考える人は少数派のようです。
他の異性と肉体関係を持つことは浮気だ、と感じている人はかなりたくさんいます。
肉体関係を持つ、ということは男女の関係性の中でも最も深い仲であり、配偶者以外の相手とそのような関係になることは重大な問題だという感覚の人が多いです。
体だけの浮気で心は浮気していない、という主張もありますが、その主張に納得できる人は少数派でしょう。
風俗は浮気か、浮気ではないか、はしばしば議論されます。
風俗での男女関係は恋愛関係ではなくあくまでも店員と客であり、そこに恋愛感情などはないのだから浮気にはならない、という意見に対し、恋愛感情の有無が問題なのではなく、配偶者がいながら他の人と性的な接触をする事自体が浮気行為であり、とうてい許せるものではない、と考える人も多いです。
バレなければ浮気ではないと考える人もいます。たとえ配偶者以外の相手と交際をしていても、その事実を配偶者が知ることがなければ、それは浮気の事実など存在しないに等しい、という考え方です。
このように考える人は、浮気をされる側にも一定数いて、こちらに絶対にばれないように配慮するなら浮気してもらってもかまわない、と考える人もいます。
今回は、既婚者が考える浮気のボーダーラインについて解説してきました。
人によって何を浮気と考えるのかには、大きな開きがあるようです。ここで注意しておかなければならないのは、浮気と考えられている行為と、法律上不貞行為と認められ、慰謝料が請求できる行為は別だということです。
慰謝料請求や離婚をもとめるときの浮気とは、不貞行為のことであり、不貞行為とは、肉体関係を伴う浮気のことなのです。
つまり、キスやハグだけでは、不貞行為とは認められないということです。もちろん、何もしていないけれど気持ちだけは入っていたから浮気だ、という主張は当然ながら通りません。
不貞行為を立証したいならば、キス写真でも不十分であり、肉体関係を証明しなければなりません。
そのため、不貞行為を証明するための証拠としては、浮気相手の自宅やラブホテルに出入りしている写真、というような直接的な証拠が必要になるのです。