#探偵

探偵が尾行する時、どんな服装ならバレない?探偵の変装術を紹介

探偵は、尾行や張り込みの最中、街に溶け込む必要があります。

対象者に見破られないように、工夫をする必要もあります。

そのため、変装スキルがもとめられます。いつもと同じ服装で尾行していては、その場所にそぐわない、というケースは珍しくありません。では、どういった変装をするべきなのでしょうか?

今回は、探偵が尾行するときの服装の工夫について簡単に解説していきます。

探偵になりたい、と考えている方は、本記事をぜひ参考にしてみてください。

尾行するときの変装・服装でもっとも大切なことは?

尾行するときに最も大切なことは、「印象に残らないこと」です。

ふだんのおしゃれであれば、自分らしさを気にしたり、人の目を引く服を着たり、ということもありますよね。

尾行においては、そういった点から服を選ぶのはNGです。目立ってはいけません。

その街にふさわしい服装をするべきなのです。また、カメラなどもバレないようにカモフラージュする必要があります。カメラを隠しやすい服装を意識することも大切です。

尾行する場所ごとに印象に残らない服装は変わる!

尾行する場所ごとに、印象に残らない服装は変わります。

オフィス街で尾行するときの変装方法

たとえば、オフィス街。オフィス街にはスーツの人がたくさんいます。

ですから、スーツや、ジャケット、という服装の方がオフィス街に溶け込めるのです。

また、オフィスカジュアルもOKです。どれがオフィスカジュアルなのか、わかりにくい、適切なオフィスカジュアルが選べないという場合は、無難にスーツを着ておくのが一番です。

歓楽街で尾行するときの変装方法

歓楽街で尾行するときは、カジュアルな服装を心がけます。色などは無難なものにまとめておきます。

歓楽街であれば、逆にかっちりしたスーツだと浮いてしまう可能性があります。

どういった街か、事前に知っておいた方が、街に溶け込める服装を選ぶことができます。

余裕がある場合は現場の下見をしておくこともあります。

住宅街で尾行するときの変装方法

住宅街で尾行をするときは、普段家の近所で着ているような楽な服装を選びます。

ドレッシーすぎる格好や、奇抜な格好は、注目を浴びてしまう可能性があるので控えます。

とはいえ部屋着や寝起きのままのような服装でも、かえって人の印象に残ってしまう可能性があります。

無難なのはジーパンにTシャツやパーカーなどの、シンプルな格好です。

尾行するときの変装。注意すべき点は?

尾行するときの服装で注意するべき点のひとつとして、男女ペアで調査をするとき、が挙げられます。

カップルを装った方が尾行や張り込みがしやすい、ということもおうおうにしてありますよね。
そんな場合は、ふたりで服装をコーディネートする必要があります。とはいってもペアルックにする、というわけではありません。

あまりにもイメージがかけ離れた二人の場合、カップルに見えずに、どんな関係なのだろうといぶかしがられ、逆に印象に残ってしまう可能性があります。ですから、カップルを装って尾行をする場合には、お互いの雰囲気を近づけるようにするのです。

もうひとつ気をつけるべきことは、男性の変装です。

女性の場合には、化粧や髪型を工夫することでかなり印象を変えることができます。

しかし、男性の場合、服装のバリエーションが少なく、あまり変装がうまくできない場合も珍しくありません。変装が難しいと感じたら、無理をせずに女性の探偵に現場に行ってもらう、など工夫をします。
また、一度顔を見られている相手の前に出ることは、よほど変装がうまい人でない限り、なるべく避けます。

一度、調査をしていることが対象者に見破られてしまったら、そこからは格段に調査が難しくなります。調査をしているということがバレない、ということが、調査を成功に導くために、とても大切なことなのです。

ですから、変装のスキルというものは、優れた探偵になるために、不可欠な要素だと考えてよいでしょう。


さいごに

今回は、探偵が尾行するときの服装の工夫をご紹介しました。

これまで見てきた通り、変装は探偵にとってとても大切なスキルです。

聞き込み、張り込み、尾行をする上で、いかに街にとけこみ、いかに対象者に見破られないようにするか、はとても大切です。

これから探偵になろうと考えている人は、変装のスキルはどのように身につくのだろうか、と疑問に思われているかもしれません。方法はおもにふたつあります。ひとつは探偵学校で学ぶ方法です。

もうひとつは、探偵事務所に入社してからOJTで学ぶ、という方法もあります。変装スキルがないから、といって探偵になることを諦める必要はありません。

入社してから覚えられることもたくさんありますから、まずは面接を受けてみるようにしましょう。

ページ上部へ戻る