恋人が浮気をしているかもしれないとき、誰もがまずは自分でどうにか証拠をつかみたいと考えるでしょう。
しかし、自分で行う浮気調査は非常にリスクが高く、失敗する可能性が高いと言われています。
この記事では、自分で浮気調査するのがなぜ難しいのか、失敗して浮気調査がバレてしまった例を交えながら解説していきます。
はじめに、様々なアプローチ別に、自力で浮気調査を行った場合の失敗例を見ていきましょう。
最多の失敗例でしょう。
恋人の浮気調査を自分でしようと考えると、ほとんどの方がまずは相手のスマホを調べようとするからです。
ただしそのときは、必ずスマホを操作前と同じ状態に戻さなければなりません。
なぜなら、スマホは確認する回数も多く、1日中肌身離さず持ち歩いている人が多いため、少しの変化でも異変に気づいてしまうためです。
スマホでの浮気調査は、少しだけにしておこうと思って始めても、スマホの中身を確認するのについ熱が入ってしまい、深追いをしすぎてしまうということはよくある失敗です。
会話で探りを入れると、当事者であるためどうしても感情的になってしまいます。
そして、相手がなかなか思うとおりに話してくれずイライラしてしまい、冷静に話を引き出すことができずに疑っていることがバレてしまう失敗です。
どれだけ冷静になろうと努めても、愛する人が自分を裏切っているかもしれないことや、明らかにウソをついている様子なのを目の当たりにすると、そう簡単にはいきません。
尾行は、普段の生活では使わないような特殊な技術や配慮が必要となります。
そのため徒歩尾行や車尾行に慣れていなければ、バレてしまう確率が高いでしょう。
特に、親しい間柄のため顔や体型、車種などからすぐ気づかれてしまうのです。
また、バレないように距離を置きすぎてしまい、曲がり角や人込みに紛れて見失ってしまうということもよくある失敗例です。
GPSや録音機器などは、知識がない人が設置をするとバレてしまうことがよくあります。
行先を特定したいという目的の特性上、どうしても日々使っている車などに仕掛けることになるので、違和感に気づかれやすいためです。
また、衣服やカバンなどに設置を試みる人も多くいますが、それらは特に素人では設置が難しいため、大抵の人はバレてしまうでしょう。
たとえGPSなどで浮気現場を特定できたとしても、上手く撮影をすることはそれ以上に難しいです。
なぜなら、浮気の証拠となる撮影場所がよくわからなかったり、わかっていても顔が知られていることもあったりして、近くで撮影ができないからです。
さらに、手ブレなどがなく確実に撮影できる技術、高画質な機材や夜間の撮影が可能である高性能な撮影機材がなければ、素人が決定的な浮気の証拠を抑えることは難しいでしょう。
そのうえ、ラブホテルの張り込みなどはいつまで続けることになるか分からない上、出てくるときは一瞬のため決定的な場面で撮影をすることはかなり難しいです。
プロである探偵が張り込みをする際は、その一瞬の隙を見逃さないために複数人で待機しますので、素人でありなおかつ機材もなく、一人で証拠写真を撮ることは失敗してしまう可能性がきわめて高いです。
浮気調査に失敗してしまったら、様々なリスクを負うことになります。
まず、一度でも浮気を疑われた場合、パートナーの警戒心が非常に高くなってしまうので二度と証拠を出さないようになってしまいます。 こうなってしまうと、いくらプロの探偵に依頼したとしても決定的な証拠を集めるのは困難になるでしょう。
そして、結局真実を知ることができずに泣き寝入りをするしかないという事態になりかねません。
他にも、パートナーとの関係が悪化してしまうというリスクがあります。
浮気の有無も分からず、関係性も悪くなってしまうということで、結局自分では浮気調査をしない方が良かったと思うことにならないように注意しましょう。
そして最悪なのは、パートナーに訴えられてしまい、こちらが被害者のはずがいつの間にか加害者になってしまうことです。 それを防ぐためにはたとえパートナーが浮気をしていたとしても、プライバシーなどを侵害してはいけません。
それでも感情が抑えられず、行き過ぎた浮気調査をしてしまうということはよくあることですが危険です。実際に逮捕者も出ているくらいです。
また、自分で浮気調査を行って、証拠を得たとしても、それが不法行為によって集められたものであったり、法的に適応するレベルの証拠であると認められなかったりするということも想定されます。
このように、自分で行う浮気調査はリスクが高いので、浮気調査をする際はプロの探偵などに依頼することをおすすめします。