もし大切なペットが迷子になってしまったとしたら、不安な気持ちでいっぱいになってしまいますよね。
どこにいるのかが分からないので、大声で近所を探し回ったり、迷子届を配ったりしなければなりません。
実際に、そのような経験をされた方も多いのではないでしょうか。
この記事では、そんなペットの迷子問題を解決してくれる、犬や猫などのペットが迷子になる前に準備しておきたいGPSグッズを紹介していきます。
GPSを使って迷子のペットを追跡して探す方法を紹介する前に、そもそもなぜペットの脱走が起きるのか、その理由を知っておきましょう。
大抵の場合が、飼い主の注意不足でペットが迷子になってしまうことが多いようです。
常にペットのことを見ていられる訳ではないので、戸締りの確認や係留器具の確認、ペットが平静でいられなさそうな場所は避けるなど常に注意しておきましょう。
迷子を解決することも重要なことですが、大前提として迷子にならないように気をつけることが大切です。
どれだけ注意していても、ペットが迷子になってしまうこともあります。
そんな時に、ペットを追跡してくれるペット向けのGPS製品が役に立ちます。
ペット向けのGPS製品とは、以下のようなものを指します。
Tractive 3Gは、4.5 kg以上のペットにおすすめの、軽量&防水のGPSトラッキングデバイスです。
トラッキングとは追跡のことで、あらゆる首輪やハーネスに簡単に取り付けられる丈夫なGPSを使って、迷子になった犬を追跡することができます。
GPSでペットの居場所をリアルタイムタイムでピンポイント追跡できるだけでなく、その情報を家族や友人に共有することもできます。
ロケーション履歴も確認できるため、どのような経路で迷子になってしまったかを把握することもできます。
さらに、Tractive 3Gは、セーフエリアを指定することで、ペットがエリア外に出たときに通知をしてくれる便利な機能も備わっています。
したがって、万が一ペットが迷子になったり離れたとしても、すぐにGPSで追跡して見つけることができるため、捜索の成功率が圧倒的に高くなります。
購入価格は1万円ほどで、さらに月額で500円ほどかかりますが、便利な機能を備えていて大切なペットを失わずに済むと思えば、多少高額になってしまうことも納得できます。
大事なペットの迷子防止に、ペット用GPSの購入を考えている方も多いと思いますが、ペット用GPSには問題もあります。
それは、日本国内ではペット用のGPS製品がほとんど流通していないということです。
海外向けのものは多数ありますが、対応しているネットワークがGSM/GSMRなど、日本で採用されていないものを利用していることが多いのです。
ネットワークが日本に対応しているものや、日本国内で開発されるペット追跡用のGPSが今後増えていけばよいのですが、現状では使用できるものは限られるでしょう。
ただ、ペット用のGPSの認知度は上がってきていて、需要も増えているため、今後様々な形でこのような製品が増えてくる可能性も十分にあると考えられます。
また、ペット用のGPS以外にも、ペットの迷子防止に役立つものがありますので、次の項目で紹介していきます。
上記で紹介した以外にも、Bluetoothを使用することで、ペットを追跡できる製品があります。
こちらは、GPSより範囲は狭いものの、ある程度自分のスマホから離れると警告してくれるなどの機能があります。
比較的安価で、様々な種類のものが売られているので、入手がしやすいというメリットもあります。
これらの製品は、ペットの迷子防止用ではなく、落とし物防止用に販売されているものも多いため、ペットに着けても負担がかからない形状のものを選ぶとよいでしょう。
例えば、小さなタグ型の落とし物防止タグなどは、軽量でペット用に応用しやすいためおすすめです。
いくら飼い主が気を付けていても、ペットは予想のできない動きをすることがあるため、完璧に迷子を防ぐことが難しい場面もあるでしょう。
ペットが迷子になった経験がある方や、ペットから目を離さなければならない時間が多い方、またペットが迷子にならないか心配な方は、これらのペット用GPS製品の購入を考えてみるとよいかもしれません。
ただし、迷子になってもすぐに見つけられるとしても、飼い主と離れてしまっている間は事故や連れ去りなど、非常にペットにとって危険が多い状態です。
そのため、ペット用のGPSがあるからといって、管理が甘くなってしまわないようにしましょう。