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未婚だけど浮気の慰謝料請求がしたい!事実婚の証拠が必要?

配偶者が浮気をしたとき、浮気をしていた(肉体関係があった)という証拠さえあれば、慰謝料を請求するのは難しくありません。

浮気の慰謝料の相場は、50万~300万円だと言われています。

では、恋人が浮気した場合はどうでしょうか?結婚していない状態での浮気に対して、慰謝料請求をすることは可能でしょうか?

今回は、未婚のパートナーに対して慰謝料請求が可能か否かについて解説していきます。


未婚のパートナー、恋人が浮気したとき、浮気の慰謝料は請求できる?

結論を申し上げると、基本的には婚姻関係でないと慰謝料請求をすることはできません。

たとえば、10年間付き合っている恋人に、隠れて5年間浮気されていたとします。ひどく傷つきますし、慰謝料で償ってほしい、と感じる人は多いでしょう。


ですが、ただの恋人である場合、浮気に対しての慰謝料請求は残念ながら不可能です。
恋人と結婚相手では、法的な責任が全く異なります。恋人、という立ち位置は、法律的にはとても弱いものなのです。


未婚のパートナーに浮気の慰謝料請求が認められるケースとは?

ただし、未婚のパートナーであっても、例外的に慰謝料請求が認められるケースが2つあります。


1. 内縁関係・事実婚

ひとつは、内縁関係にあった・事実婚をしていた、など、入籍はしていないけれど、ふたりは結婚しているという合意があった、とみなされる場合です。

カップルによっては、結婚したいけれどできない、または、あえて結婚という法制度を使用する必要がない、という場合もあります。

夫婦別姓を選べないから、現在の制度で結婚したくないから、籍を入れても入れなくても一緒にいることに支障はないから、手続きが面倒だから、などなど、カップルにより、その理由は様々です。

カップル間で納得し、合意できるような理由がある場合、事実婚を選択することになります。
そういったケースの場合、未婚であっても慰謝料請求は可能です。


2. 婚約していた

婚約していたという事実があるにも関わらず浮気をして、それが原因で婚約が破棄されるような場合には、慰謝料請求が認められます。

婚約も、法的に見れば契約です
相手がその契約を破棄する原因をつくるわけですから、精神的な損害や、それまで準備してきたもの、財産に対する損害について、賠償を求めることができるのです。


内縁関係、婚約関係があったと認められるにはどんな証拠が必要?

では、上で説明した内縁関係・事実婚状態・婚約関係にあった、と法廷で認められるためには、どういった証拠が必要か見てみましょう。


内縁関係・事実婚があったと認められるための証拠

内縁関係・事実婚状態にあったことを証明する証拠としては、「一緒に住んでいるときの住民票・賃貸借契約書・健康保険の扶養・被扶養者関係・事実婚証明書または内縁関係証明書」などが挙げられます。


また、結婚式を挙げている場合、結婚式場等の利用を証明するものなども良い証拠となります。

また、知人や友人、他の家族がふたりのことを夫婦として認識していたか、ということも、重要な証拠になり得ますので、証言してくれる人も確保しておくとよいでしょう。


婚約していたと認められるための証拠

婚約関係にあった、と証明する証拠としては「賃貸借契約書・結婚式場等の予約証明書など・婚約指輪の購入を示すもの(領収証など)・結納した事実を示すもの」が挙げられます。

また、証言も重要になってきます。
たとえば、結納を交わしている場合、両親が同席していますよね。


その両親の証言なども裁判では有効な証拠として使えます。


慰謝料請求は場合によってはできる。浮気の証拠は必須

今回は、未婚のパートナーの浮気に対して慰謝料を請求することが可能か、について紹介してきました。
結論として、二人の間に婚約関係・内縁関係・事実婚関係がある場合は、配偶者と同じように慰謝料を請求することは可能です。

しかし、それらの内縁関係が認められない場合は、どんなひどい浮気をされても、請求を認めてもらうことは困難です。

また、上記のような関係があったとしても、未婚のパートナーに対して慰謝料を請求するためには、夫婦間で請求するときと同様、浮気したという事実の証拠を揃える必要があります。

ここでいう浮気の証拠とは、パートナーと浮気相手の間に、肉体関係があったという証拠です。

どれだけ恋愛感情があったとしてもプラトニックな関係であれば慰謝料請求はできません。

慰謝料を請求したいなら、肉体関係があったのだ、という証拠を得る必要があります。
たとえば、浮気を認める発言を録音しておいたり、書面で書いてもらったりしておきましょう。


本人が浮気を認めない場合には、浮気相手の自宅やラブホテルに出入りする写真など、物的証拠を揃えておく必要があります。

慰謝料請求したいけれど、具体的な手順がわからない、という方は、弁護士などの法律の専門家に相談してみましょう。


弁護士につてがない場合は、法テラスを利用するというのも一案です。所得制限はありますが、法テラスは無料で利用できる可能性もあります。

弁護士とひとくちにいってもそれぞれ専門分野は異なりますから、男女の問題に強い弁護士を選ぶとよいでしょう。
法律婚をしているカップルよりも請求が難しくなることが多いですから、依頼は慎重に行うことをおすすめします。


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